行動を演出に結びつける
御茶ノ水Rittor Baseで開催された展示「Touch that Sound!」と、巡回展として開催された「聞く映画館 Touch That Sound! in KOBE」のウェブサイトを制作。ソニーが開発した波面合成技術によって音に包まれる感覚を生み出す、独自の空間音響技術=Sonic Surf VR(SSVR)を使い、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)、Cornelius、evala、Hello, Wendy! + zAk、清水靖晃の5組のアーティストが空間音響作品を制作、展示された。 立体音響というテーマを感じさせる演出として、ユーザーのスクロールに合わせて、出演者でもある大野由美子さんの声を再生・逆再生を行う演出を組み込んだ。 スクロールという普段は気にも留めない行動に演出を組み込むことで、指とウェブサイトの関係性を意識させ、質感のあるデザインを探った。